1.西川口の交差点に現れるカラフルな壁面
西川口駅から伸びる新オートレース通りを歩き、中央通りとの交差点にさしかかると、ひときわ目を引く建物が姿を現す。
それが今回の目的地「巣鴨信用金庫 中青木支店」である。

まるで街に浮かぶカラフルなブロックのように、24色に塗り分けられたキューブが連なり、街並みに彩りと変化を与えている。

一見すると奇抜な建物にもみえるが、よく見かける銀行や信用金庫の建物とは一線を画した建物は地域に親しまれ「地域の顔」となることを目指していると思うと、これはこれでアリだと納得した。
2.デザインを手がけたのは“色の魔術師”
建物のデザインを手がけたのはフランス生まれの建築家エマニュエル・ムホー氏だ。
ムホー氏は今から約30年前の1996年に東京に拠点を移して活動を始めた建築家。

彼女のコンセプトは「色切(しきり)」。
色によって空間を仕切り、場所にリズムと感情を生み出す独特の手法だ。
最近では高輪ゲートウェイシティの広場にも代表作のひとつであり、100色で空間を構成するインスタレーションシリーズ「100 colors」が期間限定が設置され、注目を浴びていた。
また、巣鴨信用金庫ではこの中青木支店のほかにも複数の支店を手がけている。
3.歩くたびに表情を変える建築体験
24色のキューブは、正面だけでなく側面にも色が施されているため、建物の周りを歩くだけで見え方がどんどん変わっていく。

正面からはにぎやかでポップな印象だが、斜めから見るとグラデーションのような深みが現れるのが面白い。
ただ眺めるだけでなく、歩きながら、角度を変えながら、いろいろな「顔」を発見するのがこの建物の楽しみ方の一つだ。

最初は奇抜な建物だと思っていたけれど、見れば見るほど楽しげで親しみが湧いてきて、さまにつくり手の術中にハマってしまった。
西川口の交差点にあるちょっと不思議な信用金庫、機会があらば是非訪れてみてほしい。
【巣鴨信用金庫 中青木支店】
オススメ度:★★
住所:埼玉県川口市上青木1-1-1
アクセス:西川口駅から徒歩約18分
予算目安:0円
※記事執筆時点での情報
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