1.秋葉原の片隅に佇む謎の自販機コーナー
秋葉原の電気街から歩いて5分。旧神田万世橋駅を渡った先ある謎の自動販売機コーナーが今回の目的地だ。
住所は神田須田町で、古くからある老舗の割烹料理店が残りつつ雑居ビルがひしめくエリアだが、そんな須田町の一角に怪しげな建物が見えてくる。

一見すると古い建物に自動販売機がいくつも置かれたちょっと変わった自販機コーナーであるが、近づくとその異様さに気づく。
せっかくなので夜を待って再訪してみた。
2.不穏なメッセージに恐れ慄く
かけられた看板には「常温のペットボトル 建物の中の自販機にて販売中 病気予防に水を」とあり、それだけでも怪しい香りがするが、販売機で売られている商品はさらに様子がおかしい。

歯抜けに置かれたジュースと一緒に「森の王様ヘラクレス」が売られているのだ。
自動販売機には「防犯カメラ監視近隣協力員自販機」や「防犯ベル設置」といった物々しいシールも貼られている。

不審者への警告メッセージも掲示されているが、そのメッセージの内容そのものが不審である。
中には「ここはトイレではありません」や「指20本切り落とす。」といった警告文も書かれている。

外にはポップコーンの自販機もあり、バター味限定のようだが一応稼働しているようだった。
3.豊富なラインナップと謎の箱
中にも自販機はいくつか設置されている。
外の自販機とは違って焼き鳥やパンダの缶、メダルのチョコレートの詰め合わせなどラインナップは豊富だ。

秋葉原名物のおでん缶も売られているが、おでん缶がまともな商品にみえるほどの、不思議な紙に包まれた箱型の商品が恐ろしい。

この自販機コーナーの前は何度も通っているが、時期によって商品のラインナップが若干変わっているのも不気味だ。
このスポットは界隈では有名なようで、訪れると誰かしらが訝しげに中を覗いていたりする。
外国人の姿も度々見られるが、その怪しすぎる雰囲気から皆、数枚の写真を撮った後は足早に去っていく。
4.実際に謎の箱を購入してみた
謎の箱の値段はまちまちであるが、一先ず1390円と書かれた写真付きの箱を試みてみた。
お金を投入して商品の番号を押すとフレームが移動して商品を押し出すはずなのだが、謎の箱は自販機の想定にはないサイズだからなのか中で引っかかって落とされない。

かなり焦る。
まさかと思ったが、しばらくフレームがガタガタ揺れると、ゆっくりと元の位置に戻っていった。
なんとか再操作可能となりひと安心だ。しかたがないので、同じ値段のお隣の変更。
「我が人生の思い出。50年前。」という文章から始まる箱にした。

こちらの箱は詰まることなく押し出され、無事に入手成功。
イレギュラーに遭遇してお釣りを取りそびれてしまったが、このお釣りは次にこの自販機を訪れた人に託そうと思う。
5.箱の中身は・・・
気になるのは箱の中身だ。恐る恐る開封してみる。

開封すると包み紙の内側にもよくわからない文章が印刷されていた。
そしてその中身はこちら。

大人のミルクCream Collonだ。
ちょっと拍子抜けしたが、2箱がぴっちりマスキングテープで止められているのが怖い。
1390円の中身がこのお菓子2箱というのが高いのか安いのかはもはや分からない。
ただ覗いてはいけない異界の狭間を垣間見れたようで妙な満足感はある。
秋葉原の片隅にある謎の自販機、オススメはしないが、近くを通りかかった際には立ち寄ってみてはいかがだろうか。
【秋葉原の謎の自動販売機】
オススメ度:★★★★★
住所:東京都千代田区神田須田町2-19
アクセス:秋葉原駅から徒歩約6分
予算目安:100円~(赤まむしドリンクと常温のカルピスが100円でした)
※記事執筆時点での情報
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