かつての要塞「猿島」で迷宮トリップを楽しんできた

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1.ジブリの世界を思わせる雰囲気の無人島

横須賀の沖合い、東京湾にぽつんと浮かぶ無人島「猿島」。
名前に猿とあるが、実際には一匹の猿もいない。しかしただの無人島と思ったら大間違いで、かつては軍事要塞として利用され、現在は廃墟と自然が融合する非日常の世界が広がっている。

猿島

猿島の由来は、鎌倉時代に日蓮が房総から鎌倉へ渡る途中で嵐に遭い近くの島に避難したところ、一匹の白猿が現れて島の奥へ案内したという言い伝えが元になっている。

ジブリの世界を思わせる雰囲気とリアルでちょっと荒んだ廃墟感から、ひそかに人気を集めている無人島だ。

2.船で10分、非日常の世界へショートトリップ

京急の横須賀中央駅から歩いて15分。三笠公園から船に乗ってわずか10分で、別世界へと到着する。

江戸時代の後期の幕府が外国の軍艦からの脅威に対抗するために砲台を置いたことからはじまり、その後第二次世界大戦前までは東京湾の首都防衛拠点として旧日本軍の要塞であったた猿島に上陸するのは不思議な気分だ。

猿島

島では赤煉瓦と苔に覆われた遺構、崩れかけたトンネル、自然に飲み込まれた旧軍施設が視界に広がる。

細く湿った通路、直角に折れる道、落書きの残る石壁。整備されすぎていないこのほどよい荒れ具合がたまらない。
歩くたびに不思議な音が響き、五感が研ぎ澄まされていく。

3.迷宮のような要塞遺構を散策

猿島はかつて首都防衛の要として要塞化された場所であり、現在もその名残が島のあちこちに点在している。

猿島

1923年の関東大震災で大きな被害を受けているが、石とレンガで構成された兵舎や弾薬庫がそのまま残っているのだ。

戦後間もなく一般の人も入れる島として整備されたこともあって、おびただしい落書きの跡がおどろおどろしい。

猿島

トンネルのひとつは「愛のトンネル」と呼ばれ、なぜか通ると恋が実るという話まである。
要塞としてつくられたトンネルが少し経てば愛のトンネルになるとは、つくづく人間は面白い。

4.島内に点在する建築も面白い

実はこの猿島、建築的にも見どころがある。
島内の管理棟は、自然に馴染むようにデザインされていて売店やトイレも併設。
こじんまりした無人島にしてはかなり快適に過ごせる。

猿島

さらに、現在は立ち入り禁止になっているが、かつて仮面ライダーの撮影にも使われた展望台など、昭和の香りが漂う構造物も残っている。

猿島

廃墟と現代の狭間にあるような不思議なバランスと、江戸から昭和、平成までの歴史が連続して残されているのが心をくすぐる。

5.歴史に想いを馳せながら島を堪能

一通りの遺構巡りが終わったら、海辺に腰掛けて波音と風に身をゆだねた。
夏であれば砂浜で足を浸すのもおすすめだ。海のすぐ向こうにビル群が見える風景が面白い。

無人島といっても、船は1時間に1本出ているので時間に余裕をもってのんびり過ごせる。
緑に覆われた要塞、静まり返ったトンネル、潮風とともに残る歴史の痕跡。
都市のすぐそばに潜む、歴史的廃墟をたっぷりと堪能した。

【猿島】
オススメ度:★★★
住所:神奈川県横須賀市
アクセス:横須賀中央駅から徒歩約15分 その後船にて約10分
予算目安:2000円
※記事執筆時点での情報

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