なんばの駅前で異彩を放つビル「ナンバヒップス」が難波すぎる

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1.なんば駅前に現れた不思議な建築

御堂筋を歩いていると、突如視界に飛び込んでくる異形のビル、それが「ナンバヒップス」である。

ナンバヒップス

地上12階地下2階建て、中央が大胆にくり抜かれたその姿は、一度見たら忘れられない驚きがある。

この建物のデザインを手がけたのは、長く京都大学教授を務め、難波にかつてあっまキリンプラザ大阪などでも知られる高松伸氏。

ナンバヒップス

奇抜ながらも計算されたフォルムは高松伸氏の建築に共通する要素だが、それにしてもインパクトが大きい。

2.かつて絶叫マシンがそびえた異端の記憶

なんば駅から徒歩1分、好奇心に駆られたらすぐに立ち寄れる立地も嬉しいポイントだが、 このナンバヒップス、ただの商業施設では終わらない。

開業当初、中央の吹き抜けには「ヤバフォ」というフリーフォールが設置されていたのだ。
駅前のど真ん中で、ビルの中を一気に落下する絶叫マシン。なんばの街に悲鳴が響き渡る、前代未聞の光景だった。

ナンバヒップス

しかし、オープンから間もなくして事故やトラブルにより惜しくも運営停止となった。
幻となった「ヤバフォ」は、今もこの建物にディープな伝説を刻んでいる。

3.街中のクライミングウォール

現在この吹き抜け部分にはフリークライミングの巨大なウォールが設置されている。難波を訪れる度にこのビルを見上げているが、未だにクライマーの姿は見れていない。
道行く人々を見下ろしながら、ビルの谷間をよじ登るのはスリリングで爽快なのだろうと想像ばかりが広がる。

ナンバヒップス

すぐ近くには道頓堀があるが、川に飛び込む人もいらばここで壁を登る人もいる、かつては天にダイブする人もいたというのはあまりにも難波すぎる。

なんとも奇怪でダイナミックな建物だが、難波のカオスな街並みにこれ以上ないほどマッチしているように思える。

バブル期の建築と勘違いされがちだが、竣工は意外にも2007年と新しい。それでも街行く大阪の人々は慣れてしまったのかこのビルを見上げる人はほとんどいないのも面白い。

今は大阪の街に静かに聳えるナンバヒップス、難波を訪れた際には是非訪れてほしい。

【ナンバヒップス】
オススメ度:★★
住所:所在地:大阪府大阪市中央区難波1-8-16
アクセス:なんば駅より徒歩約2分
予算目安:0円
※記事執筆時点での情報

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