1.無料で楽しめるこんにゃくパークを訪問
今日訪れたのは群馬県甘楽町。富岡インターから車で約10分、高崎駅からは30分。
見渡す限りのどかな田園風景が広がるこの地に、突如として現れる「こんにゃくパーク」が今回の目的地だ。

こんにゃくという地味な食材をテーマにしながら無料バイキングあり、工場見学あり、足湯ありの異様な盛り上がりを見せるこの施設は、年間来場者数100万人を誇るというから驚きである。
運営するのは、日本有数のこんにゃくメーカー「ヨコオデイリーフーズ」。
なんと、群馬県は日本のこんにゃく芋の約95%を生産しており、ここはまさに「こんにゃくの聖地」なのだ。2021年には文化庁によって「食文化ミュージアム」にも認定された。

一見、地味な印象を受けるテーマパークだが、中に入るとなぜか気分が上がってしまうエンタメこんにゃく空間が広がっている。
2.謎にテンションが上がる工場見学を堪能
こんにゃくパークの目玉のひとつが「工場見学」である。「板こんにゃく」「しらたき」「ゼリー」の3つの製造ラインを、窓越しにじっくりと観察できる。

平日には実際に稼働する様子も見られるが、機械の内部や動きがモニターとパネルでも丁寧に解説されており、稼働していなくてもそれなりに楽しめるのが良心的だ。

こんにゃくがどのようにつくられるかなんて考えたことがなかったが、あらためてその工程を知るのはとても面白い。
3.こんにゃくバイキングや足湯を堪能
そして最大の目玉が無料こんにゃくバイキングだ。

約15種類のこんにゃく料理がすべて無料で食べ放題という、謎の大盤振る舞い。田楽やしらたきラーメン、こんにゃくアヒージョ、こんにゃくスイーツなど、どれも「うん、やっぱりこんにゃくだな」と思いつつも、なぜか食べたくなる魔力がある。

食後の感想は「味より体験」といったところか。
テンションがあがりつつも、食べてみるとやっぱりこんにゃくなのには笑ってしまった。

敷地の奥に進むと、なぜか足湯が出現する。こちらも無料。
リゾート風、大理石の浴槽、ヒノキの浴槽など、なぜかバリエーションが異常に豊富。地下水を汲み上げ、工場の蒸気で沸かしたお湯はしっかり温かく、意外と本格的である。
足を浸しながらこんにゃくで腹を満たした後のまったりとした時間は、修学旅行のようなノスタルジックな気分にさせてくれる。
群馬の名産を堪能できるこんにゃくパーク、気になった方は是非訪れてみてほしい。
【こんにゃくパーク】
オススメ度:★★★
住所:群馬県甘楽郡甘楽町小幡204-1
アクセス:高崎駅から車で約30分
営業時間:9:00~18:00
予算目安:0円
公式ウェブサイト:https://konnyaku-park.com/
※記事執筆時点での情報
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