1.銀座の地下駐車場の一角にある中華料理店を訪問
今日訪れたのは東京都中央区銀座にあるとある地下駐車場。
正確には地下駐車場の一角にある「中国料理 帝里加」だ。
住所は正真正銘の銀座。
高級車も多く停まる銀座の地下にリーズナブルな中華料理店があるという噂を聞きつけ訪れたのだ。

電通本社ビルのすぐ足元。一見すると中華料理店がありそうな気配は全くない街並みだが、地下駐車場の入り口と思しき階段に近づくと確かに中華料理店の案内があった。

辺りに人気は全くないのが気になったが、ひとまずドキドキしながら階段を降りてみる。
2.一見すると普通の駐車場だが・・・
やや古めかしい階段を降りるとコンクリートの壁が広がり、飲食店街らしい雰囲気はほとんどない。
ひとまず階段を降りると再びささやかなお店の案内が。

「本当にこんな場所に店があるの?」と思いながら進んでいくと、突然遠くに赤い提灯が現れる。
駐車場に併設して地下のレストラン街があるわけではない。本当に突然に、地下駐車場の真ん中に中華料理店があるのである。

まさに駐車場の一角だけ切り取って別空間に食堂を作ったような、かなり妖しい雰囲気を纏ったお店だ。

車路のすぐそばにはメニューやサンプルも。
お店の外でメニューを見ていると、すぐ後ろをキュルキュルとタイヤの音を響かせながら車が通り過ぎていくのが新鮮だ。
3.土曜日の昼なのに店内は貸し切り状態
まずは扉を開けてすぐのところにある券売機で先に食券を購入。
この自販機は現金のみで1000円札しか使えないので訪れる際は注意が必要だ。(私は財布の中に1000円札がなくそこそこ歩いたところにあるコンビニまで走った)

この日は土曜日のお昼。
混雑を覚悟していたが、店内へ入ると客は私ひとり。
店内にはスピーカーが設置されているものの音楽は流れておらず、静かな空気が広がっている。

代わりと言ってはなんだが厨房からは中国語での会話が聞こえてきて、本場の食堂に迷い込んだような雰囲気も感じられる。
観光客で賑わう銀座の地上とはまるで別世界だ。妖しい雰囲気ではあるが、こういうお店は嫌いではない。
ちなみに営業日は平日と土曜日の昼だけで、営業時間も11時から15時の4時間限定なので訪れる際には注意してほしい。
4.注文からわずか3分。驚くほどスピーディーな提供
今回注文したのは、王道メニューであるラーメンとチャーハンのセット。

注文してから待つこと3分。
お水を一口飲んで一息ついたくらいのタイミングで料理が運ばれてくる。
体感では3分ほどだが、スマホの写真の撮影時刻を見返してみてもやはり3分だった。
忙しいサラリーマンや駐車場利用者にも利用しやすいよう、手際よく提供できる体制になっているのかもしれないがあまりの早さに思わず笑ってしまった。
5.王道の醤油ラーメンとボリューム満点チャーハン
ラーメンは昔ながらのシンプルな醤油ラーメン。
具材はネギ、もやし、メンマ、わかめ、チャーシューとまさに定番。

一方のチャーハンは、パラパラ系というよりも、しっかりとまとまったタイプ。
見た目以上に密度があり、食べ進めると意外とボリュームがある。
味付けは比較的控えめなので、ラーメンのスープと合わせながら食べるとちょうどいいバランスだった。
セットで980円という価格だったが、ボリュームと立地を考えると満足度は高い。

地上の銀座や汐留ではブランドショップやカルチャースポットが立ち並ぶ一方で、地下にはこんな中華料理店が静かに営業しているギャップも面白い。
はじめは地下駐車場の中に普通に営業しているという不思議さに面食らったが、お腹も心も満たされる楽しい中華体験であった。
【中華料理 帝里加】
オススメ度:★★★
住所:東京都中央区銀座8-21-16先 首都高速汐留パーキング B1F
アクセス:汐留駅から徒歩約5分
営業時間:11:00〜15:00
定休日:日曜日、祝日
予算目安:1000円
備考:券売機は現金のみなので注意
※記事執筆時点での情報


